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街のお得!?情報

国府台天満神社(神社)

市川市国府台3-11(JR総武線「市川駅」からバス「国立病院」下車)

毎年1月にここだけで行われる歴史的行事「辻切り」

もう年末ですね。この1年があっという間だと思う人も多いのではないでしょうか。個人的には年末になると「今年はどこに初詣に行こうか」と考えてしまいます。そこでちょっと調べると国府台天満神社で毎年1月17日に興味深い行事が行われていることが分かりました。「国府台辻切り」です。
いったいどこでどんなことが行われるのか。下見に行ってきました。

住宅街にひっそりとたたずむ鎮守の森

国府台天満神社は住宅地の中にひっそりとありました。まさに村の鎮守といった趣です。その歴史は古く、文明11(1475)年上杉家の家臣であった太田道灌左金吾持資の勧請により、天満宮の建立を行ったと伝えられています。

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さて、国府台辻切りですが市川市教育委員会の境内掲示板によると以下のような行事だそうです。
「この地域では古くから獅子舞・辻切りといった民俗行事が行われてきました。「辻切り」とは人畜に危害を与える悪霊や悪疫が部落に侵入するのを防ぐため、部落の出入口にあたる四隅の辻を、霊力によって遮断することから起こった名称です。
遮断の方法には注連縄を作って道に張るとか、大蛇を作ってその呪力によって侵入してくる悪霊を追い払うというような方法がとられていますが、千葉県では南部の地方では注連縄を張る部落が多く、北部の地方では大蛇を作る部落が多かったようです。
市川市でも昔は国府台から国分にかけた地域で盛んに行われた行事でしたが、太平洋戦争後は世相の移り変わりとともに次第に廃れ、今では昔の姿を伝えているのは、この国府台の辻切りだけとなってしまいました。
辻切り行事は毎年一月一七日、この天満宮境内で行われ、ワラで二メートルほどの大蛇を四体作り、お神酒を飲ませ魂入れをして、町の四隅にある樹に頭を外に向けて結び付けます。こうして大蛇は一年間風雨にさらされながら、町内安全のため目を光らせているのです

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(両画像とも市川市HPより)

小さな神社ですが、歴史上非常に重要な神社なのですね。

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社殿の裏手には大きな大きなケヤキの木がそびえていました。樹高16m、幹回り4.06m。市川市保存樹協定が結ばれ、市と所有者が保全、育成を図っている大木だそうです。

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この大木の周りではモミジやイチョウがきれいに色づいていました。

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いつまでもこの行事、そしてこの風景を守っていきたいですね。

国府台天満神社(神社)

市川市国府台3-11(JR総武線「市川駅」からバス「国立病院」下車)

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