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街のお得！？情報
市川ウズマサ（つけ麺・ラーメン）
千葉県市川市新田2－28－9（JR総武線「市川駅」より徒歩7分）
記憶に刻み込まれる濃厚煮干しスープの味
松戸市に「とみ田」という超人気のつけ麺店があります。そこを出身した方が市川市にお店を出し、これまた超人気だという話を聞き行ってきました。
オープン時には行列です
お店はJR市川駅南口から本八幡駅方面へ数分歩いたところにあります。専用の駐車場はありませんでしたが、200㍍ほど離れたところに有料のものがありました。オープン15分前に到着。しかしすでに4人が並んでいました。どこからともなく煮干しの香ばしい匂いが漂ってきて期待を膨らませます。そしてオープン時の行列は10人以上に。店内はカウンター6席のみなので開店時に行っても座れないということです。
「麺はかなり多めです」
ツレと2人ぎりぎり座ることに成功し、早速メニューを見ます。基本的にはあっさり味の「中華そば」と濃厚味の「つけそば」の2種類。それに味玉などのトッピングが加わる品揃えです。私はもちろん看板メニューの特製つけそば（1030円）を注文しました。濃い味が苦手なツレは味玉そば（780円）です。すると「当店の麺はかなり多めになっています。女性やお子様は麺少なめ（30円引き）をオススメしていますが、どうしますか？」とスタッフがツレに聞いてくれました。細やかな心配りに感謝しつつ少なめに変更です。
こってり膜を張るスープに驚き
待つこと10分、来ました特製つけそば。チャーシュー＋2枚、のり＋3枚、味玉付きです。麺は極太で、つぶつぶが目立つことから全粒粉を使用しているようです。キレイに整えられた麺からは店主の丁寧な気質が伺えます。
つけ汁のどんぶりを持ち上げると「熱っ！」。極太麺を箸で持ち上げると「重っ！」。ゆっくり麺を汁につけていきます。するとなかなか沈みません。汁がポタージュスープのようにこってり濃厚なのです。表面には膜が張っています。
口に含むと同時に煮干しの香ばしさが鼻の奥を刺激します。これが余韻をひくと思いきやすぐに豚骨の風味がぐわっと広がり独占状態に。この2段階の風味はどちらも強烈で、一度味わっただけで記憶に刻み込まれるという感じです。店主にこの濃厚さの秘密を聞くと、「材料にたっぷり費用をかけてます！ 煮干しと豚骨を1日100㎏は使っていますから」と自信満々の様子。一方でツレの味玉そばは、煮干しの風味はそのままにまるでコンソメスープのようにあっさりした仕上げ。これまたオリジナリティーあふれる旨さでした。
麺量250gのつけ麺はボリュームも文句なし。最初は刺激が強すぎるかもしれませんが、数日たったらどうしてもまた味わいたくなる、そして中毒に……。そんな予感がする魅惑的な逸品でした。
市川ウズマサ（つけ麺・ラーメン）
千葉県市川市新田2－28－9（JR総武線「市川駅」より徒歩7分）
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